【学び6】内覧を受ける際に気を付けること

マンション内覧の際に印象を良くするためのコツ。

 

不動産会社が売却活動を開始すると、購入希望者がマンションを見学に来ることがあります。
これを内覧といいます。

 

内覧者はもちろん、購入するにあたって立地や周辺環境、部屋の形状やサイズを実物で確認するために来るのですが、実はこの時に与える『印象』によって、購入するかどうかがかなり左右されます。
ここでは、内覧者に対する印象を良くするためにこれだけはやっておくべき!ということを書きますね。

 

カーテンを開けておきましょう。

 

ふだんマンションに住んでいると、意外と昼間でもカーテンを閉じて照明をつけて過ごしたりしませんか?
私はそういうことが多いです。なぜなら、パソコンをやったりすると照明器具の白い光のほうが、目が疲れないからです。

 

でも、内覧者が来られるときは、カーテンを開けておきましょう。
部屋に入った時に感じる清々しさが全然違います。
第一印象で、結構決まってしまう部分もあるので、ぜひおすすめです。

 

換気をしておきましょう。

 

自分の家だと気づかないですが、どの家にも独特の生活臭があります。
タバコを吸うわけでも、動物を飼っているわけでもなく、家が臭いというわけではないとしても、「他人の家の匂い」というのは多かれ少なかれ、するものだと思います。

 

一方で、内覧に来る方は、自分がそのマンションに住むイメージを膨らませながら見学します。
その際に、あまりに「他人の家の匂い」がすると、本能的に引いてしまう事があります。

 

事前に換気をしておくだけで、部屋の中の空気はかなり入れ替わりますので、できれば1時間程度、窓を開けて風を通しておくとよいです。
(10分とか15分とかでも、効果はあります。)

 

部屋の片づけは計画的に。

 

これはかなり反省をこめて(汗)

 

マンションの部屋の印象を確かめに見学に来る方を迎えるのに、散らかっているのは論外です。

 

でも気を付けなければならないのは、全部の部屋を片付けるには、ほとんどの場合、「物を減らさない限り無理」なのです^^;

 

マンションの内覧者は、通常の来客と異なり、寝室やバルコニー、収納までしっかり見学をしたいはずです。
自分が住むかどうか判断するのですから、当然です。
そうなってくると、散らかっている不用品を家の中のどこかに押し込むだけでは何も解決しません。

 

もちろん、「普段から全部綺麗に整頓できている」という方は内覧に向けてなにも構える必要はありませんが、例えば、使わなくなって放置されている家電や健康器具が部屋に鎮座しているような人(例:私)は要注意です!

 

内覧の申し込みがあってから、家電を処分する時間はありません。
マンションを売却すると決めた日から、すぐにでも不用品の処分に
取り掛かりましょう。

 

内覧者へ売り込むのは逆効果?

 

最後に、内覧当日の注意事項を書きます。
内覧者が訪問してくると、ある程度、会話を交わすことが多いです。
その際に、マンションの良いところを伝えるのはもちろん有意義です。

 

ただし、私の反省から書きますと、内覧に来られた見込み客の方に対して、「この家の良いところを知って欲しい!気に入って欲しい!」という気持ちが強すぎると、どうしても『自分目線』でだけ語ってしまい、家を見学に来た方にとってはピンと来ない場合もあります。
また、グイグイとアピールすると、ちょっと引いてしまったりします。

 

冷静になって考えれば、内覧者と、売主である私達はまったく別の人間で、生活スタイルも趣味嗜好も異なる場合が多いです。
なので、一方的な押し売りはかえって逆効果になります。

 

私のおすすめは、
「内覧者がどんな人なのか知ろう。」
という気持ちで接することです。

 

そうすることで、むこうが求めているニーズが見えてきたりしますし、そうなれば、このマンションが合うか合わないか、教えてあげることもできます。

 

そして何より、「この人に住んでほしい」という気持ちになれば、売買契約もスムーズに進むことが多いのです。

 

今自分の体験を振り返ってみて、改めてそう思います。

 

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