湯島ハイタウン

 

湯島ハイタウン

 

実際に周辺を歩いてきました。

 

不思議な光景でした。
アメ横の南端にあたる上野御徒町から、東のほうへ歩いてゆくと、
急に街の空気が変わる瞬間があります。

 

じつは東京には何か所もこのような場所があります。
つまり、地面の高低差がある場所です。
東京の西のほうには武蔵野台地という海抜の高い地域があります。
また、東京の南西のほうは、海抜が0〜数mの海に近いエリアがあります。
そして、商業の栄えている地域は、不思議とこの境界線上、
つまり高低差のあるエリアが多いのです。

 

話を戻しますと、アメ横から東へ向かうとゆるやかな上り坂になり、
急に閑静な雰囲気になったところに、広々とそびえたつのが
湯島ハイタウンです。

 

独特の外観と、歴史のありそうな風貌から「ただのマンションではない」と
思わせる何かがありました。
早速調べてみるとやはり、由緒正しいマンションでした。

 

1969年に、藤和不動産が「ハイタウンシリーズ」のいわば旗手として
うちたてた大規模分譲マンションだそうです。
南側は春日通りに解放されていて、北側には旧岩崎庭園があります。
北東のほうには上野公園の不忍池を望むことができます。
北側の高層階の部屋に住めば、東京でもトップクラスの眺望を
手に入れることができるでしょう。

 

築45年の高級マンション。
いわゆる「老兵」という貫禄があります。
築年数が経っていますので、分譲価格もそれなりに現実的です。

 

今日は、住んでみたいなあと思わせるマンションに出会った日でした。

 

マンション概要

 

住所:東京都文京区湯島4丁目
建築年:1969年

 

 

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