【学び7】内覧客にウケが良いポイント
意外なところに着目されることがあります。
今回、売却を実際に体験してみて思ったこと。
自分が思っていた「我が家の良いところ」と、購入しようと検討している方が着目するところが必ずしも一致しないということです。
もちろん、「思った通り内覧者の気持ちに響いた!」ということもそれなりにありましたが、「なるほど、そこに着目しましたか〜。」と逆に教えてもらうようなこともありました。
眺望がよい。
窓やバルコニーからの眺望が良いと、売却時に有利なのは言うまでもありません。
我が家の売却時にはこの条件は最大限アピールいたしました。
意外だったのは、窓から山手線の電車が見えるのを喜ぶ方がいらっしゃったことです。
私は電車にほとんど興味がなく、むしろ人工的な物なので見えたくもないのですが、世の中には電車を見ていると癒されるという方もいるようです。
購入客は、意外な所に、家の長所を見出すことがあるという一例です。
なので、自分の家の長所をどうやってアピールしよう!?、と焦っている方は、家を選ぶ視点はいろいろなのだな〜、くらいに思っておいたほうが、気が楽です。
エレベーターから遠い。
これは不動産屋さんに教えてもらいました。
売却活動をする時まで意識したことがなかったのですが、エレベーターから遠いというのは意外とポイントが高いそうです。
エレベーターから近いと、エレベーター自体の音や振動が伝わってくる可能性があるだけでなく、家の近くの共用廊下を通行人がよく通ることになるので、意外と騒がしいようです。
我が家は、エレベーターから一番遠い奥のほうにあるので、まったく意識したこともありませんでした。
売却活動でさりげなくアピールできるポイントです。
散歩ができるスポット。
こちらの記事でも紹介していますが、我が家からは上野公園まで歩けます。
なので、休日などに夫婦でよく散歩をします。
知らなかったのは、近くに散歩スポットがある家というのは、犬を飼っている家庭には、かなり高ポイントだということです。
もちろん、街中の道路で散歩させることもできますが、犬を飼っている人はできれば緑豊かな公園で散歩させたいそうですよ。
近所の公共施設。
家から近い公共施設はマンション売却の際におさえておくべきポイントです。
私は内覧にいらっしゃった方に近所の病院の場所を答えられずに、少々焦りました・・^^;
⇒【第7話】はじめての内覧体験
その他、近所に図書館があるというもなかなか好評でした。
⇒台東区立中央図書館
お子様がいらっしゃるご家庭の場合、子供が通うことになる地域の小学校や幼稚園・保育園の場所などもあらかじめ調べておくとよいと思います。
飲食店舗など。
我が家から歩いて行ける範囲にアメ横がありますので、飲食店舗に事欠くことはありません。
私はそれほど外食が好きというわけではないので、たまに食べに行きたい時に歩いて行ける所に店があると便利だな〜、くらいに思っていました。
しかし、共働きの夫婦の中には、二人ともバリバリのハードワーカーで、平日も外で食べる方もいらっしゃるようです。
そのような方には家の近所に飲食店があるというのは、高いポイントになるようです。
まとめ。
まとめますと、自分達では普段気にしないような条件や、あまり利用しない施設であっても、人によっては重要視していることがあるということです。
そのあたりの地域の条件も、内覧会の前に不動産屋さんと会話しておくと
有利なアピールができる可能性が高くなります。
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