不動産会社による「買取(かいとり)」とは
買取ってそもそも何?売却とは違うの?
買取と売却は別物です。
中古マンションを売却する時というのは、今住んでいる人(売主)が、次に住む人(買主)に直接売ります。
その場合の不動産会社の立ち位置としては、売主と買主の間で交わされる売買契約の仲介をするという立場になります。
従って不動産会社には「仲介手数料」を支払います。
⇒マンション売却にかかる諸費用
一方で買取というのは、不動産会社に売ることを言います。
つまり、そのマンションに「住みたい」「買いたい」と言う人が現れなくても、不動産会社と金額を合意すれば、すぐに買い取ってくれる、という取引になります。
買取のメリットは?
何と言っても、すぐ売れるということです。
また、売却活動に行き詰まった時に、買取を検討するという方が多いようです。
これから住んでくれる買主を探す場合は、マンションの間取りや状態、金額といった条件だけでなく、買主との「出会い」という部分がありますので、すぐに結果が出るかどうか保証はありません。
従って、すぐに確実に売りたい場合に買取が有効と言われています。
買取のデメリットは?
価格が低くなることです。
一般的には7掛けとか8掛けとか言われます。
つまり、市場価格の70〜80%ということです。
不動産会社が売主から買い取ったマンションは、
当然のことながら、その後、売りに出すことになります。
マンションの市場価値(=売れる値段)が仮に4000万円だとすると、不動産会社は、3000万円前後で買い取って、リフォームをして経費や利益を乗っけて、最終的に、4000万円前後で売るわけです。
買取は最後の手段です。
上記の「デメリット」を読んで、おや?と思いませんでしたか?
不動産会社は、転売するつもりで買い取るのですから、最終的には「売れる」と、見込んでいるのです。
つまり、売却活動をもっと頑張れば、買主に直接売ることができるかもしれないわけです。
従って、不動産会社にもよりますが、不動産会社側から買取を提案してきた場合は要注意です。
転売利益目当ての可能性があるからです。
買取を決断するのは下記のどちらかに当てはまる場合と考えたほうがよいでしょう
- すぐにでも現金化しないと間に合わない事情がある場合
- 売却活動が行き詰まって、万事休す、と納得した場合
なお、個人的な意見ですが、売却活動が行き詰まったと感じても、まだ少しでも時間をとれるのであれば、少しねばって、売却活動を続けてみることをお勧めします。
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