【学び8】売却理由、聞かれます
購入者は売却理由が気になります。
マンションを買おうと考えている人の中には
結構、売却理由を気にする人が多いです。
気にするポイントとしては、
- 不具合があるから手放すのではないか
- 近所とトラブルがあって引っ越すのではないか
- 住んでみたら不便だったのではないか
というような現実的な要素が多いです。
率直に質問してくる人もいますし、不動産会社に問い合わせをしてくる場合もあります。
購入者が気にする意外な要素とは?
意外にも気にする人が多いのは『縁起』です。
実は私の夫がそうなのです^^;
マンションを中古で購入する際には必ず、以前住んでいた人がどういう人か、なぜ引っ越すのかを確認するのですが、例えば、
- 事業に失敗して資金が必要
- 家庭の事情で引越しせざるを得ない
というネガティブな雰囲気の回答があると、必ず「ここはやめておこう」と言い出します(汗)
マンションの品質に直接関係のない要素であっても、
家には何か運気のようなものがあると考えているようです。
もちろん、考え方は人それぞれです。
けれど、売却活動をする以上、購入を検討している人の中にはいろいろな考え方の人がいると知っておいがほうがよいでしょう。
実際、今回の売却活動で、それとなく聞かれましたので、やはり皆、気にするんだなあ、と思いました。
答え方にもコツがあります。
我が家の場合、子供が育ってきて手狭になったというのが売却理由の大部分を占めるのですが、この伝え方にも
若干コツがあるということを知りました。
(不動産屋さんが教えてくれました。)
つまり、同じ内容を伝えるのでも、
『子供が育つと少々この家では狭いので』
ではなくて、
『この子に勉強部屋を与えられる間取りの家に引っ越します』
というふうに、今の家を否定するのではなく、
自分達がステップアップするという伝え方をするほうが印象が良いわけです。
もちろん、嘘をついてはいけませんが、『言い方を工夫する』というのであれば、嘘にはなりません^^;
ぜひ、売却活動に入ったら、不動産会社さんと売却理由の説明方法について相談しておく事をお勧めします。
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